鈴木敬久（すずき ゆきひさ）
- 准教授，博士（工学）
- 居室： 9号館 431室
- 電話：042-677-1111 内線4461
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略歴等：
- 兵庫県出身
- 大阪大学大学院 工学研究科 原子力工学専攻 博士後期課程修了
- 日本学術会議電気電子工学委員会URSI分科会医用生体電磁気学小委員会・幹事補佐
- 電気学会 高分子材料と放射線の相互作用評価技術調査専門委員会・委員
- 電気学会 不均一及び過渡的な電磁界による体内誘導量評価技術調査専門委員会・幹事補佐
専門分野
 電磁界計測（3次元リアルタイム温度分布可視化法の開発とその応用）
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マイクロカプセル化された感温液晶を用いた三次元リアルタイム温度分布可視化手法を開発した．この手法は非破壊，非侵襲で物体内の温度分布をリアルタイムに測定出来る特徴をもっている．本研究ではこの特徴を生かし，この手法を高周波電磁界曝露に関する生体の曝露評価や宇宙環境における高エネルギー荷電粒子線照射時の絶縁体の信頼性評価などに適用した． |
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数値シミュレーション（CIP法の数値電磁界解析への適用）
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新しい数値電磁界解析のテクニックとしてCIP(Cubic-Interpolated Propagation)法の適用を検討した．CIP法は移流方程式を解く場合に流速の保存に関してよい性能を示し，明示的に吸収境界条件を記述する必要がない．本研究ではマックスウェル方程式を多次元CIPスキームとして定式化した．その結果，電磁界CIPスキームは電磁界解析でよく用いられるFDTDスキームよりも波形保存や吸収境界条件における計算コストの削減という点においてよい性能を示した． |
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| プラズマ・粒子線物理（相対論的電子ビームと高分子絶縁材料の相互作用に関する研究）
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人工衛星などの絶縁体に使用されている高分子材料は宇宙空間において，プラズマや高エネルギー粒子線に曝されており，過酷な環境で使用されている．このような高エネルギー粒子線の高分子絶縁材料への作用機構に関しては十分に調べられておらず，これに関する手がかりを得ることは宇宙空間における絶縁材料の信頼性評価に役立つと考えられる．本研究では，電子ビームの高分子材料中での振る舞いに関する手がかりをえるために，感温液晶マイクロカプセル法とPEA(Pulse electro-acoustic)法により，相対論的電子ビームの高分子材料中でのエネルギーダンピングと空間電荷の蓄積を測定した．その結果電子線によるエネルギー吸収分布は空間電荷の蓄積のピーク位置よりも表面の付近でピーク値を持つであろうことが定性的に確認できた． |
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主要発表論文
担当講義
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電気電子工学基礎実験第一
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電気電子工学基礎実験第二
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