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電気電子工学コースの沿革と理念

電気電子工学コースの歴史

 電気電子工学コースの前身である都立大学電気工学科は,1949年の都立大学開学時に設置され,60年の歴史を持っています.1991年現在の南大沢地区に移転に伴い,電気工学科に加え,電子情報工学科を設置しました.2005年の首都大学開学に伴い,情報系の一部を日野校舎(旧科学技術大学)に移し,電気電子工学コースとして新たな一歩を踏み出しました.現在では,電力,半導体,回路システムを柱として,電気電子工学に関し,幅広く学べる環境が整っています.2006年4月には,大学院理工学研究科設置に伴い,電気電子工学専攻(大学院博士前期,後期課程)が設置され,さらに深い知識,技術を身につけることができるようになっています.

電気電子工学コースの理念

 電気電子工学コースでは,「エネルギー,材料,デバイス,システムを基盤として,人類や産業の健全な発展に寄与できる専門的能力,リーダーシップを備えたエンジニア教育」を理念としています.更には,「自らの専門を基盤に,関連分野や異文化をも達観でき,社会的教養,倫理観を生涯探求し続け得る素養を持った人材教育」も目的としています.

電気電子工学コースの教育

 電気電子工学コースは,主として電気エネルギーの発生・変換・伝送・制御や電子デバイス/材料の研究開発に関わる分野の教育を行います.
 このような分野に対する産業社会からの期待と要求は,現在の技術課題解決に関するものばかりでなく10年,20年後を見据えたものをも含み,今後もますます高まっていくと考えられます.本コースでは,このようなニーズに果敢に対応できる人材を独自のカリキュラムで育成します.

電気電子工学コースの学生定員

●電気電子工学コースの学生定員:1学年 40名.(推薦,一般入試など全ての入学者の合計です)
●電気電子工学コースの教員数:23名.
学生数と教員数の比率=約1.74,すなわち1名の教員が担当する学生は2名以下であり,充実した教育体制を維持しています.